国際文通週間の切手には、美しい浮世絵や日本画を題材にした魅力的な図案が数多く存在します。
中には希少性が高く、コレクターの間でプレミア価格が付くものもあるため、手元にあれば思わぬ高額査定を狙える可能性があるでしょう。
こちらでは国際文通週間の切手で特に注目される10種類を順にご紹介します。
国際文通週間の切手の種類や買取相場、おすすめの買取業者を知りたい方は是非参考にして下さい。
国際文通週間の切手買取なら福ちゃんがおすすめ。
- 蒲原(東海道五十三次)
- 桑名(東海道五十三次)
- 京師(東海道五十三次)
- 箱根(東海道五十三次)
- 日本橋(東海道五十三次)
- 神奈川沖浪裏(冨嶽三十六景)
- 双鳩図(大和絵)
- 宴の花(日本人形)
- 駅逓寮図(錦絵)
- 鳥獣人物戯画(絵巻物)
国際文通週間の切手10選|価値や買取相場が高いのはどれ?
いずれの切手も、図案の芸術性や発行枚数の少なさが価値を左右します。
コンディションが良好であれば、さらに高額査定につながるでしょう。
こちらでは価値ある国際文通週間の切手の種類を10種解説致します。
特に東海道五十三次の国際文通週間の切手は価値が高いものが多いです。
各国際文通週間の切手の買取相場は以下の通り。
やはり東海道五十三次シリーズは高値で取引されている傾向にあります。
切手名 | 1片の買取相場 | 1シートの買取相場 |
---|---|---|
蒲原(東海道五十三次) | 約200円 | 約10,000円 |
桑名(東海道五十三次) | 約700円 | 約35,000円 |
京師(東海道五十三次) | 約130円 | 約6,500円 |
箱根(東海道五十三次) | 約400円 | 約20,000円 |
日本橋(東海道五十三次) | 約400円 | 約20,000円 |
神奈川沖浪裏(冨嶽三十六景) | 100~180円程度 | 約7,000円 |
双鳩図(大和絵) | 約130円 | 約1,300円 |
宴の花(日本人形) | 約150円 | 約1,500円 |
駅逓寮図(錦絵) | 約50円 | 約500円 |
鳥獣人物戯画(絵巻物) | 額面ベース | 約800~1,200円 |
1960年 蒲原(東海道五十三次)

国際文通週間切手のなかでも群を抜く存在として知られる「蒲原」は、希少性と美しい雪景色の図案が魅力的です。
発行枚数が少なく市場では単片で200円程度、シートで1万円近くになることも。
蒲原が人気の理由は、歌川広重の東海道五十三次シリーズのなかでも特に人気が高く、保存状態の良いものが限られている背景があるためでしょう。
実際に雪化粧の静寂な宿場を巧みに描いた絵柄は当時の情景を想像させるものであり、美的価値の高さが評価され続けています。
とりわけ同時期の他の国際文通週間切手より発行数が少なく、良好な状態の品を探すのが難しいことも価格上昇の要因といえるかもしれません。
そのためマニアにとって見逃せない存在となり、今後のプレミア化にも期待が集まります。
1959年 桑名(東海道五十三次)

国際文通週間切手の初期に発行された「桑名」は、1959年の発行ながらも高い人気を誇ります。
その魅力は歌川広重の東海道五十三次シリーズの一部として、東海道42番目の宿場を生き生きと描いている点でしょう。
シリーズ初期の切手は全般的に評価が高く、この「桑名」も例外ではありません。
発行枚数は800万枚と比較的多めですが、初期発行の価値と相まってコレクターの注目を集め続けています。
なぜ注目されるかといえば、国際文通週間シリーズがスタートした頃の切手は数自体が限られており、希少性が高まりやすい傾向にあるからです。
さらに東海道を描いた浮世絵の芸術性も大きな要素であり、旅行や文化に興味を持つ層の購買意欲を刺激します。
実際の市場では約700円の販売価格例があり、額面を超えた価値が生まれている状況です。
「桑名」は国際文通週間切手の中でも古く、美品であれば一層の高額取引に結びつくでしょう。
1958年 京師(東海道五十三次)

国際文通週間切手の歴史が幕を開けた最初の一枚として位置づけられる「京師」は、1958年発行という記念すべき存在です。
歌川広重の東海道五十三次シリーズを採用したことで、京都の風景を鮮やかに描いています。
この切手が世界的に注目を集めたことを契機に、毎年発行される国際文通週間シリーズが確立された点は見逃せません。
人気の頂点とされる「蒲原」ほどのプレミアには及ばないものの、シリーズの始まりを飾った特別感がコレクターを魅了し続けています。
理由としては初回発行であることから当時の郵便文化を象徴し、記念価値も高まる傾向にあるためでしょう。
さらに広重が描き出す最終目的地・京都の情緒を感じさせるデザインも大きな魅力です。
市場での販売価格は130円前後と比較的求めやすいものの、保存状態や希少度合いによっては額面を上回るケースもあります。
美品が少ない初期切手ゆえに、コレクション意欲をそそる要素が詰まっていると言えるでしょう。
1961年 箱根(東海道五十三次)

初期に発行された「箱根」は、1961年の国際文通週間切手として東海道五十三次シリーズのなかでも重要な位置を占めます。
雪景色が印象的な「蒲原」と同様に発行数が少なかったといわれ、美品で残る数が限られている点が魅力でしょう。
なぜならシリーズ初期は収集家が限られた数を入手しやすい環境ではなかったことや、郵便物として実際に使われた結果、良好な状態が失われがちだったからです。
箱根は東海道10番目の宿場として古くから要衝とされ、浮世絵の題材としても知名度が高いため、多くの人々の興味を引きつけます。
また市場での販売価格が400円ほどと額面を超えており、取引相場において将来的な上昇も見込まれるでしょう。
実際に東海道五十三次の初期切手は全体的に人気が根強く、発行から長い年月が経過していることで希少性が増している面も見逃せません。
こうした状況から市場価格が徐々に上がる可能性をはらんでおり、投資目的での収集を視野に入れるコレクターも存在します。
1962年 日本橋(東海道五十三次)

国際文通週間切手の初期シリーズの掉尾を飾る「日本橋」は、1962年に発行されました。
東海道の始点を描いた歌川広重の作品として、東海道五十三次のラストにふさわしい存在感があります。
シリーズ初期(1958~1962年)はどれもコレクターの人気が高く、希少性が高まりやすいのが特徴でしょう。
実際に日本橋切手の額面は40円ながら、市場では400円ほどで取り扱われており、価格差がシリーズ人気を裏づけています。
なぜこうした価値がついているのかといえば、初期シリーズの魅力がいまなお色あせず、さらに流通数が減少傾向にあるからです。
そのうえ江戸の中心を象徴する日本橋の歴史的な意義も、収集家の所有欲をかき立てる要因でしょう。
こうした切手は年数を重ねるほど良好な状態のものが少なくなり、美品の希少価値が高まるのが一般的です。
初期シリーズ最後の一枚としての記念性も相まって、さらに価値が高まっていくでしょう。
1963年 神奈川沖浪裏(冨嶽三十六景)

1963年発行の「神奈川沖浪裏」は、葛飾北斎の冨嶽三十六景を題材にした国際文通週間切手シリーズの初年度を飾ります。
海外でも広く知られる大胆な構図の大波と富士山がデザインされた名作であり、美術的な価値が高い点が魅力です。
とはいえ東海道五十三次の初期切手ほどの高額買取は見込みにくく、買取相場では100円前後が目安でしょう。
にもかかわらず世界的知名度のある作品ゆえに根強い人気を保っており、比較的入手しやすいながらも浮世絵ファンや海外向けのお土産としての需要があるといえそうです。
冨嶽三十六景シリーズ全体で見れば最も人気が高い一枚ですが、発行枚数や流通量から考えて希少性はそこまで高くない点が、価格を抑えている要因でしょう。
1981年 双鳩図(大和絵)

1981年に発行された「双鳩図」は、大和絵の美しさが際立つ国際文通週間切手として人気を集めます。
大和絵とは平安時代に発達した日本画の様式を指し、柔らかく優美な表現が特徴です。
鳥をモチーフにしたシリーズのなかで本切手は額面130円と比較的高額であり、シートとしてそろえると1300円程度の買取相場になることが注目ポイントでしょう。
なぜなら同シリーズ内でも高めの額面設定が、まとまった査定額を得やすい要因になっているためです。
また双鳩図のモチーフが幸福や平和を連想させるため、コレクションだけでなく贈答目的での需要も見込めます。
実際に市場を見ると大和絵シリーズの多くは額面ベースで取引されがちですが、本切手に限ってはやや高値がつくケースが報告されています。
背景として1981年発行という時代性もあり、発行数や保管状況による希少度が徐々に増している面も否定できません。
優美な図柄と高めの額面が相まって、一歩抜きんでた存在といえます。
1987年 宴の花(日本人形)

1987年発行の「宴の花」は、日本人形シリーズの国際文通週間切手として最終年を飾りました。
額面150円と当時としては高い設定であり、シリーズ全体のなかでも際立つ存在でしょう。
理由として、1982年から続いた日本人形の図案が毎年人気を博し、最後の年に発行された本切手が特に印象深い位置づけになっていることが挙げられます。
実際の買取相場でも、他の日本人形シリーズより高めに取引される傾向が見受けられ、シートでまとまれば1500円程度という報告があります。
なぜこうした差が生まれるのかといえば、高額額面ゆえに単純に換金価値が上がりやすいことと、シリーズ完結のプレミア要素が重なっているからです。
図案の華やかさも魅力であり、日本人形特有の伝統美を好む層から根強い支持を得ています。
保存状態によってはさらに高値を狙える場合もあり、希少性という点でも注意が必要でしょう。
適切に保管し、シリーズでそろえる楽しみも考慮すれば、満足度の高いコレクションアイテムといえます。
1970年 駅逓寮(錦絵)

1970年に登場した「駅逓寮」は、明治期の文明開化を背景とする錦絵シリーズの一枚です。
三代目歌川広重の手による躍動感ある図柄が魅力で、当時の郵便制度を連想させる題材として興味をそそります。
ただし同シリーズは総じて額面並みの取引価格に落ち着くケースが多い状況でしょう。
とはいえ購入しやすい価格帯でありながらも、明治期の文化を感じ取れる点でコレクター心をくすぐる存在でもあります。
実例として、額面50円の本切手がシートで500円程度の買取相場を得ることもあるため、まとめ買いで集める楽しみがあるといえそうです。
古い切手だけに、保存状態の良し悪しで評価が変わるのは言うまでもありません。汚れや色あせが少ない美品であれば、予想以上に高値を狙える可能性も否定できないでしょう。
さらに、一連の錦絵シリーズ全体をコレクションする方も多く、そのなかで駅逓寮図が欠けるとコンプリートにならない点は見逃せません。
流通量が安定しているうちに確保しておけば、後々の価値上昇を期待できる切手といえます。
1990年 鳥獣人物戯画(絵巻物)

1990年の国際文通週間切手「鳥獣人物戯画」は、絵巻物シリーズのなかでも抜群の知名度を誇ります。
日本最古の漫画とも呼ばれるユーモラスな動物たちの躍動感が、国内外のファンを魅了している点が特徴でしょう。
実際に有名な文化財がモチーフのため、多くの人に親しまれており、額面ベースの取引価格であっても需要が尽きない側面があります。
例としてシートであれば800円や1200円といった合計額程度の査定となるケースがあり、大きなプレミアがつくわけではないものの、話題性で人気を保っている状況です。
なぜなら題材の知名度ゆえに所蔵したい層が一定数存在し、古い切手ほど希少化しやすい市況があるからといえます。
ただ東海道五十三次などの初期シリーズに比べれば、発行枚数も多く、極端な高騰は見込みにくいでしょう。
とはいえ絵巻物シリーズをまとめて集める楽しみもあり、まとめ買いを目指す人にとって欠かせない一枚です。
保存状態の良さに留意しながら保管すれば、趣味と実益を兼ねた収集品として価値が続くでしょう。
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国際文通週間の切手は専門の買取業者に依頼することで手軽に高く売ることが出来ます。
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メリット | デメリット |
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国際文通週間の切手買取おすすめ業者3選
項目 | ![]() 福ちゃん | ![]() バイセル | ![]() ザ・ゴールド |
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社名 | 株式会社REGATE | 株式会社BuySell Technologies | 株式会社マックスガイ |
本社住所 | 大阪府大阪市東成区中道3-2-7 | 東京都新宿区西新宿6丁目5-1 新宿アイランドタワー7F | 東京都中央区日本橋三丁目3番9号 メルクロスビル5階 |
店舗数 | 全国9店舗 | 35店舗 | 70店舗以上 |
買取形式 | 出張・宅配・店舗 | 出張・宅配・店頭 | 出張・宅配・店頭 |
査定手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
営業日 | 年中無休 | 年中無休 | 年中無休 |
公式URL | 公式 | 公式 | 公式 |
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項目 | 内容 |
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会社名 | 株式会社REGATE |
本社住所 | 大阪府大阪市東成区中本3丁目10-6 緑橋REGATEビル |
店舗数 | 12店舗 |
買取形式 | 店頭買取、宅配買取、出張買取 |
査定手数料 | 無料(宅配買取のキャンセル送料のみ有料) |
営業時間 | 9:00~20:00 (電話受付) WEB受付は24時間・365日 |
URL | 公式サイト |
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本社住所 | 東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル8F |
店舗数 | 35店舗 |
買取形式 | 出張買取・店頭買取・宅配買取 |
査定手数料 | 無料(宅配買取の返送料はお客様負担) |
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